院長コラム

日本人は自分の苦手を我慢してしまう

よく言われる、日本人気質の一つに

言い争いは悪いこと、他人の意見を立てる

結果、自分の中で我慢してしまうことになります。

自己主張しない→自分の中で本当の意見を我慢する

大人な意見とは、

世間的に考えての意見をとりことをよいとする考えです。

これは社会生活をうまくやりくりするには大切なことで

今までの社会に出てからの経験がそうさせています

 

自分の意見をはっきり主張できるには

自分の意見を頭で思っていても

口にはすぐには出さないことで、

言い争いになったり、誤解されたりするのは減ります。

自分の考え、理念と違う相手の考えや行動に

違うと思い、腹が立ったり、

相手を思い知らせてやろうと考えて、

行動に移す人・無意識に行動してしまう人

後先考えずに、とっさに言い争うことにもなりかねません。

逆に、ここで我慢して、

自分がゆずれば問題は起きないと

考え、自分の中にしまい込む人もあります

 

思ったことを、我慢してしまう

自分の考えを表現する代わりに自分で我慢してしまうことで、

このような習慣が自然とついてしまっています

自分の心である喜怒哀楽に嘘をついています。

大人になっていくにつれ

感じたことをすぐに口にしていては

社会からの信用も失うこともあるでしょう

社会生活の中で、本音を言える相手

愚痴を言える相手が近くにいれば

こんな時に、自分の中にため込んだ

感情を口にすることで、心もすっきりします

我慢してため込んだ心のストレスを

少しでも発散できる方法を皆さんあるでしょう

楽しいことは素直に体で、

表現して楽しいいと感じる

悲しい出来こともその場から逃げず、

悲しい思いを受け止めましょう

（泣くことも悪いことではありません）

自分の心を我慢し続けると体も心も

知らない間に疲れていきます。

よく言われるやり場のない怒りや悲しみは

その時の感情を自分で我慢してしまい

 

心の中でモヤモヤを我慢すると

このことがやがて自律神経を乱しかねません

特にストレスに普段から弱い人、

逆に、いつも強がって忙しくしている人は

なれないストレスが急にかかると

うまく対応できず、体調を崩しかねません

自分の心とうまく向き会うことも自律神経の安定には大切です

そのためには、最近ストレスが多いと感じれば

少しペースを落とす、気分転換になることを時々取り入れる

体を適度に動かす、悩みごとは誰かに相談してみることが大切です