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パニック障害

このようなことで
困っていませんか

  • 緊張したり人ごみの中で息苦しくなる
  • 会議や人前で話すと急に気分が悪くなる
  • 狭いところや閉ざされたところを避けている
  • 普段から漫然とした不安がある
  • 急に息ができなくなった経験がある
  • 理由もなく心臓がバクバクする
  • またパニックが起こるのではと心配している

このようなことに絶えず悩んでいるのな、パニック障害かもしれません。
パニック障害とはこのようなパニックな症状が繰り返し起こり、また起こるのではと心配している人に当てはまります。一度の経験で治まり忘れていればパニック障害とはいいません。

パニック障害とは

突然激しい発作に襲われまた起こるのではと不安になることです

突然強い不安感に襲われ、激しく心臓がバクバクなる、脈が飛ぶ、呼吸ができない、汗が止まらない、手足の震え、めまいやふらつきが出る・・。
そのような経験があるのなら、それはパニック障害と言われるものかもしれません。自分がこのままどうなってしまうのだろうとその瞬間は感じとても不安になったことでしょう。
パニック障害は誰でも一度は経験する可能性がある症状で、障害とついていますが、脳の病気でもありません。

急に息ができないなどのパニック発作はそれほど珍しいものではなく、女性でも生涯のなかで20人に1人が一度は経験するとの統計もあります。
パニック発作が繰り返し、また起こるのではと不安が続くならパニック障害の可能性があります。
体に起こる症状で呼吸ができない、心臓のバクバク感や、喉のつまりなどは、病院では検査してもその臓器事態に異常はないことが多い。
しかし、この症状が続くことで、不安や発作が増してゆきます
パニック障害の症状の特徴に突然に現れ、10分以内の短時間に激しく頂点に達します。


【執筆者についてはこちら】
豊田学(柔道整復師 豊田接骨院院長 自律神経整体院)

適応障害の診断基準

精神疾患の診断基準によると、下記のような症状が当てはまるとパニック障害となります。

  • 予期しないパニック発作が繰り返し起こる
    ※一回のみのパニック発作やそれを忘れていればパニック障害ではありません。繰り返し起こることでパニック障害となります。
  • 一回の発作の後、一か月間また発作が起こるのではないかと心配し、発作がおこることで体に起こる変化に強い心配が続く、またパニック発作がまた起こると心配することで、仕事に行けない、買い物に行けないなどの行動が生まれていること
  • この障害は薬物乱用や投薬、他の身体疾患の症状ではないこと
  • 社交不安症・限局性恐怖症・強迫症・心的外傷後ストレス障害・分離症ではない

パニック障害には空間恐怖・広場恐怖を伴うことが半数と言われます。
誰からも助けてもらえないと感じる場所や逃げ出せないと感じる場所が怖くて避けようとする。囲まれた場所(エレベーター・トンネル)、列に並ぶ人ごみの中、電車バスの中、一人で家から出れないなど。
一度パニック発作を起こすと、また同じことがその場で起こるのではないかと不安になります、これを予期不安とよばれ、強くなると日常生活で出かけれないところが増えていきます。

パニック障害の症状は突然このような症状がやってきます

以下のなかで4つ以上当てはまればパニック障害と診断されます
これらが急に現れ、10分以内の短時間にピークに達するのが特徴です。

1.激しい動悸、心拍数の増加

心臓がバクバクする、胸がドキドキする、脈が速いなどの症状が感じられます。

2.発汗

大量の汗がでます。どうしよう、何か大変なことが起こっていると自ら感じれば、顔や頭からも多くの汗が出ます。 冷や汗の出るもの仕組みは変わりません。

3.身震い・または震え

一目で緊張したり恥をかいた、怖い目にあったりで体が震えるのが出ます。

4.息切れ感・息苦しさ

動悸と息苦しさ、激しい汗をかき、体の震えが出るのは典型的なパニック障害の症状です。

5.窒息感

息が詰まる、呼吸ができないのと同じです。

6.胸痛・胸部の不快感

胸が苦しい、胸が痛い、お腹のみぞおちからお腹周りの締め付け感など、ここまでが典型的なパニック障害の症状です。

7.嘔吐または腹部の不快感

吐き気がする、お腹のもぞもぞ感など、不安などで吐き気がする感じです。

8.めまい感、ふらつく感じ、気が遠くなる

まっすぐ立っていられない、意識がなくなる感じです。てんかんのような脳の障害ではありません。

9.現実でない感じ、自分でない感じ

離人症状で、一時的に自分から離れ自分自身でない感じがするなど。今起こっていることに現実感がない。

10.コントロールを失うことに対する恐怖

このままどうなってしまうのかに対して恐怖が初回の症状にでます。

11.死ぬことに対する恐怖

9から11は激しい恐怖や不安に襲われたときに出る自然な感情です。

12.異常感覚

が自分の意志とは関係なく働いている、物事を感じれない、考えられない。
症状が長引くと自らの意志にも自信がなくなり自分を責めがちになります。

13.冷感、熱間

手足が冷たい、体が熱いと感じます。日常で緊張したり怖い体験での症状です。

一般的なパニックに陥るとは意味合いが違います

胸が詰まる、汗をかく、息苦しいなどの体に現れる症状は、自律神経の乱れからくる症状です。交感神経の興奮により無意識に体が反応して、結果体の症状として出ています。
この体のパニック状態を起こしているのは、自らの心理面の乱れが引き起こしています。
また発作が起きればどうしようと絶えず不安で日々過ごすことでさらに症状は起こりやすくなります。これを予期不安といわれ、早く対応しないと習慣的になります。

パニック障害の原因は初めの発作を記憶してしまうことです

パニック障害によって、今までできていたことができなくなり、避けることが増えてゆきます。行動面だけでなく、人前でパニック障害が出ればと心配で、人間関係も乱れてゆきます。そんなできない自分はダメな人間だ、自分の努力が足りないと思ってしまうこともあります。このまま死んでしまうのではないかほどの急なパニック発作は初めての経験ではこう感じるのは当然です。この時、すぐに容態がよくなり、再発しなければ忘れてゆきます。
ここがパニック障害になるか、単なるパニック発作で済むかの分かれ目です。

初めて経験した怖い体験は、脳に記憶され、心が無意識にそれを怖がり避けようとします。
「怖いパニック体験がこれから起きませんように、」「また起こればどうしよう」と自然に心の中で思っています。意識していなくても、人間の本能的な防衛行動で自然なことです。自分の意志で止めることは出きません。更に時間が経つとこの不安や恐怖に対して心が敏感になり、少しの不安につながることでも、またあれが起こるのではと感じます。これを予期不安といい、パニックに対して自律神経や心が過敏になってゆきます。心の不安は自律神経の乱れにつながります。
いつも不安や恐怖に対して戦う戦闘モードになります。これは、日常では怖いものを見たときにとっさに走って逃げる行動の時に現れる自律神経の交感神経の興奮状態です。
この時、交感神経のアドレナリン・ドーパミン・ヒスタミンなどが素早く体に反応して素早く対応できます。日常ではない不安で緊張した状態です。大変体が疲れてゆきます。
しかし、この交感神経の興奮も激しく起これば、胸のバクバク、汗が止まらない、息ができないなどの体の変化になります。心の不安がまたパニックを超すのではとさらに神経が過敏になる悪循環になってゆくことで、パニック障害が起こってゆきます。はじめは電車に乗るのが怖いだけが、やがてバスや飛行機、映画館などへとどんどんいけないところが広がるのはこのためです。

パニック障害のきっかけ・初期症状

パニック障害の初期症状として、強いストレスがかかっている状態で起こりやすい。
仕事での残業、睡眠不足が続く、慣れない環境は転勤、人間関係の悩み、体の疲労や痛みへの不安など大きなストレスがかかる様態が長く続くと、突然起こりやすいといわれています。これといって特別何かをしたから起こるものではなく、だれでも起こる可能性のあるものです。この場合のストレスは意識していなくても疲労として体や心を疲れさせ、パニック状態を起こりやすい体にします。

やがて、パニックを超した場所を避けるようになります。はじめ電車に乗るのが怖いから、やがて乗り物が怖いと広がります。自分の考えが電車から乗り物全体に怖いと思い違いしてゆきます。こうなると、日常生活に支障がでて慢性化してゆきます。

パニック障害になりやすい人の特徴

パニック障害になりやすい人は、責任感が強く、何とかこれを克服しよう自分で考え行動します。しかし、パニックによる恐怖は脳が感じて自然と怖いものへは拒否します、怠けているわけでも、あなたが何か特別な病気でもありません。
自分の性格が弱いわけでもなく、気持ちを強く持てばさらにパニック症に意識することになりパニックと戦う戦闘モードになり、得体のしれない症状に支配されます。

日常から不安体質で、物や人からの関心に敏感に反応しがちで、ストレスをため込みやすい体質です。少しの刺激でパニックを起こしやすくなります
パニック発作がまた起こるのではと過大に思い込み、自分の体の感覚や心を異常なまでに神経質にします。パニック症がまたくれば死ぬのではと思い込みこともあります。

パニック障害への対応法は発作のパターンを訂正することです

急なパニック症に襲われると、大きな不安に襲われます。よく言われる「パニック症で死ぬことはない」は過呼吸が急に出ている、自律神経の乱れによる一時的な症状です。
気持ちの問題が大きく、心を静めて冷静に今の状況を見つめましょう。慌てえるとますます症状は強くなります。
パニックを起こしている物事や自分の体の容態から一時的に気をそらすのも必要です。
発作が起きそうと思ったら、少し水を飲む、スマホを見る、景色を見るなど少しの変化でも結構です。不参を自然と高ぶらせないことです。
少し横になり、明かりを弱くして、自然と呼吸ができるように、襟や袖を緩めます。
汗が出ていれば適度に吹きましょう、少しの汗は体を冷やしてくれますので、暑ければ体を冷まします。
静かなところで、落ち着かせ、息を10秒吐きます。少し休み、3秒自然に息を吸い、
ゆっくり、自然に3秒吐きます。ポイントはゆっくりと自然に呼吸しましょう。
大きく息をすることで酸素を吸いすぎるとかえって呼吸がしにくくなります。
これを数回繰り返します。

パニック障害の治し方

恐怖や不安と自分で頑張って対応しようとすると、無意識にパニック症への不安が増してゆきます。習慣化したこのパターンを練習により新たな脳の思考パターンに変えることで、パニック障害はもうどうでもよいこと、たいしたことないと思えるようになることです。
パニック障害への対応法を知る必要があります。更にパニックが出そうなときの自分なりの対応法を身に着け、自信をつけること。
治療院に行かれる場合は、いつ、どこで発作が起き、どのような症状、その時の体の様子とどう思ったか、頻度、生活への影響などをメモしていかれるとよいでしょう。

当院のコースと料金

  • 交通事故負担金なし

  • 整体コース

    初診料
    1,500円

    施術料
    6,600円

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