院長コラム

社会的距離をとっても心は近く

成人になっても、基本的な性格は

変わらないと言われます

約70％は変わらないとのデーターもあります

人によっては、性格なんて変わらない、

逆に、あの人すっかり変わってしまったと

言われえることもあります。

その人の、年齢的な時期や、周りの人による

影響なども関係します

 

いい子でいることの矛盾

この場合のいい子の年齢は、

子育て中のころから、

幼少期から学生のころまでが主になります。

子供も成人し、就職や進学で親元を

一応は離れても問題ない年齢です

子供の成長で反抗期があります

親の立場からすると、親に反抗する悪い人

親の気持ちは、

そんな子供に育てた思いはないと思いたいのです

（親は子供の気持ちを分かろうとはしません）

子供からすると、幼少期から少し成長して

社会の中で矛盾や、やるせない心を感じだします

親が細かいことまで口やかましく叱ると、

子供は反抗します

 

従順な子供を自分で選んでしまいます

親に心配かけたくないと思うのは

子供の心にはあります

ここで、親にどこまで逆らえるかかで

問題を起こしてしまう反抗期になるか、

逆に、子供は我慢していい子でいようと思うかです

どちらがいいでしょう、親の立場からすると、

親の言うことを聞いてくれる　「いい子」

子供の立場からすると我慢して「いい子」でいる。

社会通念上は問題ないように思えます

従順な子供の問題点は

（大人の心にも当てはまります）

NO,嫌と言えない、自分の意見を主張できないなどの

問題が出てきます。

このようなことが当てはまる人は

いい子でいることが当たり前で、

少し自分の心に逆らってみるのも必要です。

自分の心に正直になる時間も必要です。

いい子でいることで子供の頃から親の期待に添うように

頑張ることは大切です

このおかげで、粘り強い性格に大人になってからなっていきます

社会に出ていろいろとストレスのかかることが増えることで

この我慢してしまうことが短所になることも出てきます

自分の気持ちをうまく伝えれない、

なかなか疲れが取れない、人付き合いがとても疲れるなどは

きちんと自分の主張や気持ちを伝えれないことも関係します

今の社会は個性を大事にすることで

我慢などすることができない子供も増えているかもしれません

学校や家庭でのある程度の規則を守ることも必要です

家庭では、子供の反発も何かのサインであるとうけとめ

成長の糧にできるようにすることが必要です