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院長コラム

パニック障害の本当の原因は一過性の呼吸困難です

パニック障害の典型的な症状は、パニック発作です。

この発作の原因のひとつに、二酸化炭素の濃度が

上がることが挙げられます。

二酸化炭素の濃度が上がるということは、

相対的に酸素が少なくなるということなので、

窒息の危険があると身体が察知します。

二酸化炭素が高いから窒息を避けようとするのは

元々生物に備わった習性です。

パニック障害を患う人の場合は、「命を守らなくては」

という危険警報が出て自律神経がコントロールできなくなり、

パニック発作が起きることになります。

パニック障害の人は二酸化炭素に特に反応しやすい

性質ではないかと考えられています。

人ごみの中や密室空間、寝室での空間などで、呼吸が乱れたり、

過呼吸に意識しないうちになっていることがあげられます。

 

一過性の呼吸困難な状態は

一過性の呼吸困難とは、精神的不安や極度の緊張などにより

過呼吸の状態となり血液が正常よりもアルカリ性となることで

様々な症状を出す状態です。

神経質な人、不安症の傾向がある人、緊張しやすい人などで

起きやすいとされます。

緊張などで息を何回も激しく吸ったり吐いたりする状態になると、

血液中の炭酸ガス濃度が低くなり、呼吸をつかさどる神経である

延髄から脊髄の神経の呼吸中枢により呼吸が抑制され、

パニック障害の人は呼吸困難を感じます。

これは自分の力では意識できない自律神経的に働きます

 

このために余計に何度も呼吸しようとします。

血液がアルカリ性に傾くことで血管の収縮が起き、

手足のしびれや筋肉のけいれんや収縮も起きます。

このような症状のためにさらに不安を感じて過呼吸状態が悪くなり、

その結果症状が悪化する一種の悪循環状態になります。

「過呼吸で死ぬことはない」といわれるのは、人間の生理的に、

苦しければ自然と呼吸して酸素を取り入れることになっていますが、

パニック状態では落ち着きがなく、無理に呼吸しすぎたりして、

さらに本人は汗が出たり震えで悪くなります

 

パニック障害の自覚症状は

自覚症状には、息をしにくい、息が苦しい、呼吸がはやい、

胸が痛い、めまいや動悸などがあります。

さらに、手足のしびれや筋肉がけいれんしたり、

収縮して固まる硬直症状がでます。

パニック発作が起こると、自律神経の緊張状態で生じる

動悸や速い呼吸、発汗などの症状が起きます。

この状態では、心理的にこのまま死ぬのではないか恐怖を感じ、

繰り返し起こればどうしようと不安になっていきます。

パニック障害の入り口になります。

 

パニック障害の人はそうではない人と比べ、

血液中の二酸化炭素を検知する延髄の

中枢化学受容器が敏感に働き過ぎていると言われています。

さらにこの恐怖が脳が記憶してまた起きればと不安になります

普通の人に比べストレスが大きく掛かった状態では

「酸素が足らない」と命の危険がある状況だと判断します。

その結果、酸素を多く取り込もうとして過呼吸を起こします。

全身に酸素を届けようとして動悸が起こるのですが、

これが最初に起こるパニック発作の信号と考えられています。

これらは、交感神経の敏感な反応と考えられます。

交感神経は、身体をコントロールする自律神経系の一つですです。

 

過呼吸は、パニック障害だけに限定された症状ではありませんが、

パニック障害のほとんどの患者さんは、

初めに過呼吸の症状が起こっています。

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