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院長コラム

不安障害の症状に自律神経の乱れが関係する理由

心理学者でもあったロバート・プルチックによると、

不安感情の根源には、「恐れ」という基本感情が存在しているとされています。

感情には濃淡があり、より淡い感情に基本感情が混ざると、

応用感情が発生するというものです。

また、複数の感情が同時発生するパターンもあります。

 

「プルチックの感情の輪」という、有名な図表がありますが、

色見本などに用いられる色相環とそっくりです。

色相環と同じ見方をすると、「恐れ」の対比感情は、「怒り」となります。

恐れが消極的、防御的な感情だとすると、

怒りは積極的、攻撃的な感情ということになります。

感情面からみると、不安と怒りは全く異なるものであることがわかります。

しかし、身体に現れる現象(生理現象)に注目すると、

非常に興味深いことがわかります。

 

不安な感情から自律神経へ影響します

 

不安を感じているとき、動悸が早くなる、手のひらに汗をかく、

身体に震えが起こる、呼吸が浅くなるなどの症状が身体に現れることがあります。

不安からくる緊張を感じた時を想像していただければ、わかりやすいでしょう。

では、反対に怒りを感じているとき、やはり動悸が早くなる、汗をかく、

身体に震えが起こる、呼吸が浅くなるなどの症状が現れることがあります。

漫画的な表現ですが、怒りを感じた際に、こめかみの血管が浮き出る、

血流の増加によって顔が赤くなっているという状態は、

まさに感情が身体に影響を与えているといっても良いでしょう。

 

極度の緊張状態から自律神経が乱れます

 

身体的な症状からみると、どちらもいわゆる

興奮状態にあることがわかります。

興奮状態であるとき、私たちの体内では、

自律神経の交感神経が活性化し、

アドレナリンが盛んに分泌されています。

 

つまり、不安障害を発症してしまうと、恒常的に神経が

興奮状態となってしまうのです。

このことから、交感神経優位の状態が長く続くと

自律神経のバランスが崩れてしまうということは、

容易に想像ができるでしょう。

 

感情も自律神経の働きも、人が生きていくために必要なものです。

だからこそ、一部の問題にのみフォーカスするのではなく、

相互に関係しあう事柄も含めて問題として捉えた治療が必要なのです。

 

まとめると、不安障害は不安になりやすい心配気質が、

人より過敏な気質や、周りの環境も関係し、

不安から逃れることができない状態が続いて、

日常生活の中で支障が出ている段階で、心理面からくることが主な原因です。

やがて自律神経にも関係し、気分や体の症状へとつながります。

自律神経を安定し、不安な感情には心理面からのアプローチが必要です。

当院では体の整体だけでなく、心理面からのケアーもリハビリに取り入れています

 

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