自律神経失調症を整える食べ物
自律神経失調症を発症すると、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、
肉体および精神に何らかの症状が現れます。
症状の自覚があるなしに関わらず、自律神経に良いとされる食物を取り入れて、
日々を健康に過ごしていただきたいと思います。
タンパク質とビタミンが大切です
人間の身体は、約60兆個の細胞で構成されています。
細胞を構成する物質の70%は水分ですが、
次いで多いのがタンパク質とされています。
神経細胞にとっても、タンパク質は修復や増殖に欠かせない栄養素です。
タンパク質を多く含む食物は、肉、魚、豆類、卵など、
主菜に用いられるものがほとんどです。
タンパク質と併せて摂取することが望ましいとされる栄養素は、
ビタミンB群とビタミンCです。
ビタミンB群は、タンパク質をエネルギーに変換する際に必要となります。
ビタミンB群とは、ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、
パントテン酸、葉酸、ビオチンのことをいいます。
代表的な食物として、マグロやカツオなどの赤身の魚、
脂の少ない肉類、バナナなどがあります。
ビタミンCには、ホルモンの生成や脂質の代謝を行う他に、
コラーゲンの生成や鉄の吸収を助けるという働きがあります。
キウイフルーツやイチゴなどの果物や、カボチャやサツマイモ、
ジャガイモといった野菜に含まれています。
くれぐれも採りすぎには注意しましょう。
体と心の安定にアミノ酸が大切です
タンパク質、ビタミンB群、ビタミンCの他に、
アミノ酸の一種であるGABAやトリプトファンも、
自律神経を整えるために有効な成分とされています。
GABAはビタミンB6から生成され、トリプトファンは、
納豆やチーズといった発酵食品や穀物などに含まれています。
神経伝達物質であるGABAには、アドレナリンの分泌量を抑制する働きがあるため、
交感神経優位の状態を、ニュートラルに導く物質として、期待できます。
トリプトファンは、セロトニンを生成するために必要な栄養素です。
セロトニンには、体内リズムの調整作用やホルモン作用の他、
内臓機能の維持や体温調節を行うなどの働きがあります。
自律神経の安定に体の健康と精神の安定が大切で、
セロトニンは中心的な役割をします
実は、自律神経を整えるための食物の代表格をまとめると、
「納豆、マグロ、玄米、豆腐、卵(らん)、カボチャ」となり、
「なまけとらんか」という言葉で覚えることができます。
これは自律神経失調症を揶揄した言葉ではなく、
食事の管理をおろそかにしていないかという戒めの言葉です。
「なまけとらんか」の食材は、和食の基本ともいえるものばかりです。
料理と食事のための時間を、沢山とるのも良いでしょう。
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