院長コラム

何気なく口にしている言葉

日常生活の中でつい口にしている

何気ない言葉。

ご自身は分からないのです

・つい他人の心配ばかりする

・自分にはできそうにない

心当たりの人も多いと思います

人によっては、かなり口癖のように

自分に言い聞かせていることもあります

 

自分を大切にの意味

人は社会生活のなかで人と関わり合いをもって

生きています

幼いころ初めて人と接するのは親です

親から関心を寄せられ

愛情を絶え間なく与えられている場合と

逆に、関心が不安定で

子供を大切にするときもあれば

自分（親自身）が一番大切だったり

することが多いこともあります。

また、周りに、否定的な人もいることもあります

幼いころから批判的に育つことで影響がでます

人から応援されると、自然と心も

前向きになっていきます。

逆に、否定的に接していると

その人の心の状態もやがて

後ろ向きになりがちです

これは無意識で

その人の心や思想に出てきます。

ここでは、幼いころの周りの人の影響が

大きいと述べていますが、

すべてではなく

その後に、自分の社会生活の中での

役割などでも変わってきます

例えば、母親になれば、

自分のことは後回しで

子供のことや家族のことを

優先してしまう傾向にもあります

このまま、子供も独立し、主人も定年、

さて自分のことになると、

自分で何がしたいのか、

大切かイマイチわからない。

習い事や、新しい趣味を見つけたい

新しい仕事にもついてみたい

ここで、私なんかができるわけない・・

自己尊重感が低く、一歩が踏みだせません。

このような心の状態では

自律神経も乱れやすくなります

つい口にしている何気ない言葉が

いつの間にか自分にブレーキをかけています。

人間自分の思ってもないことは口にはしません

意識してはっきりと口にすることもあれば、

ふと無意識に自分では意識していなくても

口にしていることもあります。

口にはしていなくても、普段の自分のなかで、

どこかに無意識で思っていることの場合があります。

その言葉や感情が普段の行動や新たな行動に影響します

自律神経が乱れうつ傾向ややる気が出ないことが続いている場合

体の休養も大切ですが、エネルギーが出てくれば

自分で勝手にブレーキをかけってしまっている

言葉や考えに少し気づくことができれば

少しづつではありますが

新たな行動へ向かうのに役立ってきます

口から出まかせとも言いますが、時には

自分で、自分を鼓舞する言葉も必要です。