心の場所はどこにある
脳の中にある心の場所
こころは脳の働きです
気分が晴れない・やる気が出ない
このような気分な脳の働きが疲労していたり
過去の体験から、いい結果が期待できないなど
勝手な思い込みから思考をブロックしていることがあります。
逆に、気分がすっきりしたなどは
こころのモヤモヤがはれて、
まっすぐな気持ちで、思考回路を邪魔していることはありません。
こんな時に、新しいことを初めて見るのもあります。
こころの作用は脳の働きが大きく、
二次的に体の不調やストレスが心にも影響します。
脳の中心の脳幹の働きは自律神経と関係します。
脳の中心にあるのが脳幹と言われるところで、
呼吸や、胃腸作用、噛む、歩行などの
自律神経の働きに関係します。
その上に視床(ししょう)があり欲求や恐怖に関係します。
その上には大脳辺縁系と言われるところがあり感情脳といわれ、
喜びや悲しみ・怒りなどを形成されその指令をもとに
体にエネルギーや行動指令を出します。
猫や犬が感情が顔に出るのも大脳辺縁系があるからです。
感情があるから、人間社会にもなじみ
私たちの生活にも馴染みやすい生き物です
逆の言い方をすると、人間社会でも
感情がうまくコントロールできないや
自分の気持ちを表現しにくい人は
人間社会でもストレスを抱えることが多くなります
悲しみや怒りは心の働きに大きく影響します。
本人が意識していなくても、
脳の記憶の中で、思考回路の中で
怒りや悲しみとなって大脳から体へ記憶してゆきます
脳の一番外側にある大脳皮質も感情に影響します。
物事の理解や記憶・手順を理解でき
発達できるのは大脳皮質のおかげです。
まとめると、自律神経やホルモンバランスは
脳の中心の脳幹(のうかん)が関係します。
古代から人類の祖先からの脳の構造で
哺乳類だけにあるのではなく他の生物にもあります。
対して、こころや感情は脳の外側の大脳皮質が関係し、
人類や哺乳類に発達しています。
同じ脳の中で役割が違いますが、
互いに神経が関係して情報をやり取りします。
自律神経と感情は関係が深く、
体への影響も大きくあります
心とはどこか、なんとなく胸のあたり、
心臓などのイメージもありますが
これは、脳幹の自律神経が体に働いて
胸や心臓を締め付けるなど
心から自律神経への反応です
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