院長コラム

感情の変化やストレスの受け方は脳神経の働きで決まります。

ストレスは脳神経の働きに影響します。

ストレスによって働く脳神経が違います。

セロトニン・アドレナリン・ドーパミン

聞いたこともあると思います。

ここでは、自律神経の働きに影響する、

代表的なドーパミンについて説明します。

 

活動的な・やる気・意欲の源になる脳神経ホルモンです

ドーパミンが出ると頑張れます。

ドーパミン神経とは報酬を前提にして、

頑張るエネルギー・行動を引き起こします。

ドーパミンが脳内から多く出ることで

体は興奮状態になり、

やる気がみなぎり、

頑張った結果や報酬を得ようとします。

ドーパミンが出ることで頑張り、

結果として、報酬を得られることは、

快を得ることになります。

この快は気持ちいい快楽です。

地位や名誉・お金を結果として得られることが

快楽となり頑張ることです。

頑張るエネルギーの元が脳内で

ドーパミンとして多く働いているからです。

 

スポーツ選手が勝利の後

気持ちいとインタビュで答えているのはこの現象です。

快楽とは心地よさと同時に意欲を生み出します。

ドーパミンばかりに頼ると危険です

やる気が生まれ自分が願った結果が、

得られている間は

ストレスにはなりません。

頑張るエネルギーが報酬の快楽となり

どんどん頑張れます。

脳内でドーパミンが働き続けます。

 

頑張った結果が思わしくないときにはストレスになります。

 

人間の二大ストレスのひとつである、

快が得られなくなるストレスです。

ドーパミンが過剰に働くことで、

交感神経の緊張状態が長く続き体も疲れています。

休日も仕事してるほうが楽しいなどはこのタイプの人です。

すぐにドーパミンがみなぎり、頑張るから報酬がある、

その報酬のみが快楽となりまた頑張る

頑張るエネルギーの元が報酬・快楽だけでは

やがて行き詰ることになります

長い目で見ると、バランスを取りながら、

頑張るときと、少しのんびりする時をとることが大切です

〇〇依存症も脳内ホルモンのドーパミンの暴走が影響しています。

タバコ依存、買い物依存

高額の買い物を繰り返して、

得られる快楽を止めることができないのです。

ドーパミンも適度に働くことが必要です