中高生の朝の体調不良が続くのは起立性調節障害かもしれません。
朝の体調不良の原因とは
周囲の気温が下がり、身体を動かす機会が減る季節になると、
身体の不調を訴える方が増えるようです。
今回は、中高生に多く見られる症状である「朝の体調不良」と
その障害について、解説します。
私たちは、ごく当たり前のように朝起きて着替え、朝食をとってから、
一日の活動をスタートさせます。
しかし、心身的成長が途中の段階にある中高生にとって、
この当たり前のルーティンが苦痛となり、身体に不調が現れることがあります。
そして、それは決して珍しいことではなく、実は誰の身にも起こりうる
障害でもあるのです。
その障害名を起立性調節障害といい、発症の原因は、自律神経の不調にあります。
成長期は、自律神経が乱れやすくなるだけではありません。
思春期という、精神的にも不安を抱えやすい時期にも重なります。
起立性調節障害の可能性があります
起立性調節障害の症状として現れるものとして、立ちくらみやめまい、
動悸、集中力の低下、疲労感、眠気、腹痛、頭痛などがあります。
朝起きてきて「だるいから学校に行きたくない」
「学校のことを考えると、おなかが痛くなる」
「頭痛を感じる日が増えた」「布団から出るとき、めまいがする」
という訴えがあったら、起立性調節障害である可能性があります。
こうした訴えを何度も受けるようであれば、「怠けたいだけ」
「睡眠不足なだけ」と考えず、医療機関を受診されることをお勧めします。
また、「眠気を鎮めて集中力を高めるために、エナジードリンクを摂ろう」
「エネルギー不足だから、エネルギーになりやすい食べ物、甘いもの(糖)を食べよう」
といって、カフェインや糖分を積極的に摂ろうとする行動が見られた場合も、
起立性調節障害である可能性があります。
これは、血液循環の不調が原因で、体内エネルギーの生成が
足りてないことも関係します。
主に起きおこ上がる際に正常ならば、数秒の範囲で頭や上半身に
血液が不足しないように自律神経や脊髄の神経が働き体の血圧を保つのですが、
中高生の時期はまだ成長途中で乱れることがあります。
すると朝が苦手、朝起きると立ちくらみや、遅刻、学校でも医務室にとなることも
増えてきます
中高生にとって、起立性調節障害は身近な障害であるにも関わらず、
周囲の理解や症状の認知が伴っていないと感じることがあります。
思春期と成長期が重なる時期は、心身ともに不安定になりやすいからこそ、
様々な障害を起こす可能性があると考えるべきだと思います。
当院は、自律神経症の専門院のもとに施術を行う接骨院です。
大人はもちろん、中高生の方への施術も行っております。
未成年者は親御さん同伴のもとの施術となることがほとんどですが、
自分の身体に起こっていることを説明できる年齢でもあると考えるため、
なるべくご本人との対話を行ってまいります。
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