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院長コラム

社交不安障害とネット依存症の関係

社交不安障害とネット依存症という二つの関係は、

はっきりと区別できるものと思われるかもしれません。

しかし、二つの障害を引き起こす要因に注目すると、

様々な関連性があることがわかってきました。

 

対人不安がネット依存に繋がる事態

まず社交不安障害では、対人関係に対して強いストレスを感じ、

身体的・心理的に負荷がかかります。

こうした事態を避けたいという心理から、

人との接触がストレスになり回避行動を取るようになります。

一方、ネット依存症とは、匿名性や非対面性が、日常からの逃避手段として

ネットを通じてならできる方法であることから、陥りやすい障害の

一つとされ注目されています。

インターネット上における匿名性は、近年様々な問題の原因となっていることを

ご存じの方は多いでしょう。

誹謗中傷や名誉棄損、脅迫、私刑、個人情報の違法な流用など、

犯罪のきっかけとなった出来事を挙げたらきりがありません。

とはいえ、社交不安障害という対面時にのみ障害が起こる症状を抱える人にとって、

自分という存在をある程度は気にせず隠したまま、

社会とのつながりを持てるインターネット環境は、

相手に気を遣わず自己表現の場であるといっても過言ではないでしょう。

一方で、社会とのつながりをオンライン上にのみ求めることになり、

より依存度が高まるリスクを抱えています。

 

社交不安とネット依存の治療の必要性

社交不安障害の症状は、ネット上での関係性の構築によって

軽減されることがあると思います。

しかし、現実における対人関係は希薄となっていくことになり、

本当の意味での社会復帰から遠ざかってしまうことにつながるということは、

容易に想像していただけると思います。

リアルに人と接触すると人間に様々な表情やしぐさから相手の心理や

自分がどうのように対応することができるかは苦手な人にとっては

大きなストレスになり、社交不安障害の傾向があるとなおさら不安になります

社交不安障害とネット依存症という、互いに併発しやすいリスクを抱えた障害を

乗り越えていくためには、やはり専門機関による治療が最善と考えます。

なお、どちらの治療にも、認知行動療法と薬物療法が用いられています。

認知行動療法とは、思考パターンや行動を分析し、

少しずつパターンや行動を変えていく治療です。

依存症の治療では、依存の概念をくずし、健全的な考えへと書き換える

認知再構成という方法が用いられます。

インターネット依存症の治療には、時間管理や行動修正も有効です。

健康面でもパソコンの光は視力の衰えや姿勢にも関係します。

 

 

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