適応障害は怠けや甘えではなく環境にうまく対応できない症状です
適応障害は増加傾向にり早めの対応が必要です
厚生労働省が3年ごとに行っている「患者調査」が、令和5年に実施されました。
適応障害は、「気分(感情)障害(躁うつ病を含む)」という項目
に含まれているものと思われますが、その数字は年々増加しています。
また、とあるクリニックが独自に行った調査では、実に5~20%の方が
適応障害である可能性が高いという推定結果が出たそうです。
適応障害とは、ストレスが生じる事柄や環境の変化などに対して、
適切に対処できず、精神的・身体的な症状が現れる精神障害です。
現状、適応障害の初期段階で専門機関を受診するよりも、
深刻化してから受診をする方が多いようです。
適応障害の症状の中には、興味や喜びの喪失、疲労感、意欲や集中力、
決断力の低下といった、社会活動を行うことが困難になるものがあります。
誰でも、疲労感は感じますし、集中力や決断力が低下することがあります。
こうした、「一般的、よくあること」が持続的症状として現れるため、
周囲から障害であると気づかれることが遅れてしまうのです。
あるいは、適応障害についての知識がない方にとっては、表面化している症状が、
甘えや怠けに見えるかもしれません。
周囲に「やる気がない、休みがち」の人がいたとしたら、
適応障害である可能性を疑って、専門機関の受診を勧められることを
おすすめします。
適応障害の症状の対応法
障害による症状の改善は、本人の努力だけで解決できるものではありません。
カウンセリングや心理療法、薬物療法といった、治療が必要なのです。
適応障害が、私たちの身近にある精神的なストレスから
日常生活への対応ができない状態で、仕事や生活面に支障が出ます
心療内科など適応障害の診断が出れば、会社や家庭での取り組みが
なされることが賢明です。
薬でだけで対応するより原因となるストレスへの取り組みです
自分には適性が向かない業務や負担がかかりすぎるのは、
肉体的にも精神的にもストレスになります。
適度なストレスは本人の頑張りで乗り越えられますが、
本人の頑張りだけでは対応できないこともあります。
数か月も睡眠不足や気分の落ち込み、以前はできていたのに
最近できないことが増えた、このようなことが、強くなっていき、
このまま改善する見込みがなければ早めに専門医の元へ相談しましょう。
適応障害は初期の段階で対応すれば復帰への確立も高いといわれます。
自分の価値観と今の状況を照らし合わせ、改善できるところは相談しながら改善し
新たな方法で取りくんでいくことで、今までよりも一段進んだ形になることも
あります。
もしも、以前よりも仕事に対する興味が湧いていないように感じる、
頭痛や胃痛といった身体的な不快感が継続して現れていたら、
それは適応障害の初期症状かもしれません。
早めに専門機関を受診されることを、おすすめします。
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