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院長コラム

適応障害とうつ障害の違い

適応障害もうつ障害も、ICD-10(世界保健機関・診断ガイドライン)

による精神及び行動の障害(F00-F99)に分類されています。

そのため多くの共通点が見られるのですが、

その概要を詳細に説明できる方は、

専門家を除いて、そう多くはいらっしゃらないでしょう。

 

今回は、適応障害とうつ障害について、解説していきます。

 

適応障害とうつ病とは違います

適応障害(F43.2)とは、日常生活において発生する重大な変化や、

過剰なストレスが生じた際の適応過程において心理的な症状や

行動上の問題が生じる精神疾患です。

適応障害とは、反応性障害およびストレス関連障害であり、

急性ストレス反応や外傷性ストレス障害がこれに含まれます。

 

うつ障害(F32)とは、抑うつ気分が持続的であることや、

日常生活を送ることに対する興味や喜びの喪失が生じる精神疾患です。

 

これらは、ICD-10において定義づけられているそれぞれの障害の概要を

かいつまんでまとめたものですが、

定義のみに注目すると、はっきりと違う障害であることがわかります。

そして、症状を詳細に分析し、障害の種類を特定することは、

医師やその分野の専門家に限られます。

 

適応障害の症状は

適応障害における症状として、環境にうまく対応できない結果、

抑うつ気分、不安、攻撃的な行動や

引きこもりなど行動の変化が生じます。

一方、うつ障害では、持続的な抑うつ気分、疲労感、自己評価や思考力の低下、

睡眠障害などが生じます。

いずれの障害にも、抑うつ気分という項目が共通していますが、

診断基準には明確な線引きがされています。

 

適応障害では、発症原因となるストレス因子の存在が確認できます。

そして、その因子発生時点から一か月以内に、何らかの症状が現れます。

そして、因子そのものを日常生活から排除するだけで、

症状が治まることがあります。

自分の周りの何らかな大きな原因の元のストレスを

改善できれば回復が認められることがあります。

うつ障害では、発症原因が多岐にわたります。

なかでも遺伝的要因や、脳の構造や機能によるものが

原因であることを突き止めるには、医療機関での精密検査が必要です。

 

とはいえ、いずれの障害も、専門機関による心理療法や薬物療法、

カウンセリングが必要な障害であることに違いはありません。

そして、これは最も重要なことでありながら、

最も困難であるといえることは、

周囲のサポートと理解が得られる環境づくりを行うことです。

家族や職場で人間関係や労働条件など相談できる相手があれば相談しましょう

当院では、障害の発生が引き金となることの多い、

自律神経の乱れを整えるための施術を行っています。

当コラムをご覧になって、興味を持たれた方は、お電話にてお問い合わせください。

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