院長コラム

首は頭を支えています

当院は整体施術を主に取り扱うことで

自律神経の回復を手助けすることを行っています

自律神経が主に流れているのは

頭の脳神経である視床・視床下部

下垂体といわれる脳幹です。

主な働きは自律神経の安定、ホルモンバランスの調整、

記憶・感情・やる気などをコントロールします

 

首には脳への血管やリンパが流れています

脳への栄養分となる血液やリンパは

体の心臓から送られます

頸動脈（けいどうみゃく）や

風邪をひくと首の前が腫れるのは鎖骨から

首へのリンパが炎症して腫れています

首のリンパから動脈・静脈とともに

脳へ栄養分や酸素・神経物質を運んでいます

有名な言葉に腸脳相関（ちょうのうそうかん）

腸の働きは内臓の腸だけで働いているのではなく

脳との間で互いに情報をやり取りして

体へホルモンや免疫を出していることです

これからも頭を支える

首の役割も大切になります

 

頭が硬いといわれたことはありませんか

頭が硬いには二つの意味があります

・構造的に硬い

これは、頭の頭皮や筋肉が硬くなっている

ヘッドスパなど行かれた方は

これをほぐしていもらいにいかれます

体が緊張していたり疲れている人は

ここも硬くなってきます

普段から緊張やストレスが絶えない、

それも自分では自覚症状が無いことがあります

自分では「そんなにストレスは無いですけれど」となります

結果、自律神経も働きが不安定や疲弊して弱まります

 

・考え方・思想が硬い

人の表現は的確なこともあります

それだけ、生物的に（本能的に）

古代より受け継がれてきたものです

この人は、自分にとって安全か危険か

仲良くするか、

あまり関りを持たないほうが良いのか

これも脳が働き

自分の今までの記憶や考えかたに

照らして考え行動します

自分の考え方にこだわり過ぎている人

これは、深い意味で深層心理

今までかかわってきたひと、

とくに、親からの影響が大きくあります

考え方も柔らかくすると、

体も軽くなっていくこともあります

人間のコミュニケーションには

話したりすることでも深まりますが

動物的に本能として目つきやしぐさ表情から

自分のことを表現したり

相手を理解して日々過ごしています。

普段から人間関係のストれるが多い人は

自然と体も緊張して肩頃や首周りが

緊張しがちかもしれません。

普段から姿勢を気にして背筋や首に負担が

掛からないよう気を付けることと、

体が弱っていればそちらの痛みや不調から

気分も下がりがちになります。

これに強いストレスが掛かれば

自分では対応力が下がり

自律神経症状につながりかねません